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粘り強いサポートによる募集枠外でのご支援事例

粘り強いサポートによる募集枠外でのご支援事例

Hさん 54歳(男性) 有名私立大学 中退SaaSベンダー⇒外資系ITコンサルティングファーム

相談のきっかけ

本格的に転職活動をスタートさせたのはコンコードと出会う1年前のことでした。
過去に何度か転職を経験していましたが、今回はかなり苦戦するだろうな、と覚悟していました。理由は50代という年齢とコロナ禍です。
実際、転職サイトや企業サイトで見つけた求人にエントリーしても、年齢がネックとなって不採用となることが続きました。

そんな時、ちょっとしたきっかけでコンコードさんのことを知り、Webから問い合わせたところ、エージェントの方と面談をすることになりました。
正直に言うと、この段階での私は「ダメ元で相談してみるか」といった気持ちでした。
過去に接触したエージェントの対応は大半がぞんざいで、機械的に手持ちの求人を紹介するだけだったり、こちらの希望に応じて動くというより自分の都合を優先しているように感じることが多かったからです。
ただ、コンコードさんがWebサイト上で提唱されている理念や、その語り口からは誠実さが感じられたので、「今までのエージェントとは少し違うかもしれない」というかすかな期待を抱いていたのも事実でした。
結果として、その直感は当たっていました。

他のエージェントと根本的に違ったスタンス

最初に「おや?」と思ったのは、餘茂田さんからいただいたメールを拝見した時でした。これまでのエージェントとは異なる雰囲気が文面から感じられたのです。
私は過去に出版業界で編集者を務めていたこともあり、文章表現には敏感なほうです。
ちょっとした言葉の選び方から相手の本音や真意が透けて見えることも多いのですが(まさに「文は人なり」です)、餘茂田さんのメールには過去のエージェントとは違った自然体の誠実さが感じられました。

実際に面談した時も(コロナ禍のためオンラインでしたが)、その印象は変わりませんでした。
おそらく私は、面談の冒頭では結構緊張していたと思います。
不採用が続いて少し自信を喪失していましたし、オンラインで十分に気持ちを伝えられるのか、多少の不安もありました。
しかしそれは杞憂に終わり、早い段階で私はリラックスしてオープンな気持ちで話すことができるようになっていました。

初回の面談で印象的だったのは、従来のエージェントのように「自分が紹介したい求人をあてがおうとする」のではなく、まず私のことを理解しようと努めていただいたことです。
これまでの職歴を確認する際も、社歴や業務内容といった表面上のことよりも、私がどんなことに価値を感じる人間なのか、どう生きていきたいと思っているのかを掴み取ろうとしていることが、餘茂田さんの言葉の端々から感じられました。

「この人は信頼できる。腹を割って相談できる方だ」と感じた私は、型にはまったやりとりではなく、自分の思いや悩み、迷いなどをそのままお話ししました。
たぶん、普通の求職者と比べて抽象的な話が多かったり、どう対応すればいいものか困ってしまうような話も多かったのではないかと思います。
それでも餘茂田さんは適当に流したりせず、わかりにくいところがあれば細かく丁寧に確認し、きちんと理解しようとしてくれました。

そういうやりとりは、やや自信を失っていた私にとって一種の安定剤のような効果もありました。
ご紹介いただいた求人も初めは不採用が続いたのですが、餘茂田さんとのメールや面談のおかげで過度に落ち込むこともなく、常に自分の状況を冷静に見つめることができたのはありがたいことでした。
これはやはり、ポジティブなこともネガティブなことも、変に誇張したり伏せたりせずに、ありのままに伝えていただいたことが大きかったと思います。

意外な形で決まった採用

最終的に採用が決まるまでの経緯も、餘茂田さんならびにコンコードさんならではの展開だったと感じています。
当初、先方企業は私のような人材を募集してはいなかったのですが、餘茂田さんが採用担当者とやりとりする中で私のことを話題にしてくれたおかげで、興味を持ってもらえたのでした。
私の視野には入っていなかった企業と、企業側が探していなかった人材とをつないでくれた餘茂田さんの直感やセンスには敬服します。

フォーマットどおりの仕事をするのではなく、求職者それぞれの「人」を見極め、同時に企業側の潜在的なニーズや可能性にも目を配るというスタンスは、人材紹介という仕事のみならず、あらゆる仕事に通じる大切なマインドだと思います。

そういう意味で今回の転職では、仕事を紹介していただいただけではなく、働く上で大切なことを学ばせていただきました。本当にありがとうございました。

今後私は、新たな職場でチームビルディングにも努めることになりますが、引き続きコンコードさんと餘茂田さんにご支援いただきたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします。