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Netyear Group
ネットイヤーグループは、Web開発、サイト制作、ネット技術を基盤としたWeb開発、コンサル、マーケティング支援等を統合的に行う企業である。
電通国際情報サービス(現:電通総研)の米国マルチメディア&インタラクティブメディア部門が分社化し、その後1998年のMBO (Management Buy Out:経営陣による株式買取)によって発足。創業者は小池聡。
2000年に現在のネットイヤーグループに社名変更し、代表取締役社長兼CEOには女性の石黒不二代が就任した。
2008年には東京証券取引所マザーズに上場。
クライアントとしてグローバルな大手企業約150社を抱えており、企業のネット戦略課題に対して、独自の成長戦略「Webセントリックマーケティング」(ウェブを中核に、あらゆるメディアを活用した徹底的なブランド体験をユーザーに与え、マーケティングプロセスを定量化して計測し、ROI(Return On Investment:投資利益率)を中長期的に高めるマーケティング手法)を提唱し、課題解決の施策・立案・制作や、新たなビジネスモデルの開発などを行っている。
事業内容は大きく分けて、インターネット技術を活用してクライアントのマーケティング業務支援を行うSIPS(Strategic Internet Professional Services)事業、独自のマーケティングツール開発、販売を行う独自ソリューション開発、インターネット技術を活用した新規事業開発、の3つの分野に分けられる。
中でもSIPSは、戦略策定や課題抽出などのコンサルティングから、システム構築にWebデザイン・制作、システム運用、カスタマーサポートまで、すべての工程をワンストップで提供する総合的なネットソリューションサービスとして、同社の主力サービスとなっている。
グループ企業には、ウェブ制作・運用に特化したネットイヤークラフト株式会社、デジタル事業をクライアントと共同開発するネットイヤーゼロ株式会社、ソーシャルメディアの活用コンサルティングやメディア開発、戦略PR等を行う株式会社トライバルメディアハウス、オフィスアプリケーション「rakumo」シリーズの開発・販売を手がける株式会社日本技芸などがある。
社名 | ネットイヤーグループ株式会社(Netyear Group) |
代表 | 石黒 不二代 |
設立 | 1999年 |
所在地 | 東京都港区赤坂2-17-22 赤坂ツインタワー本館13F |
変わる。変える。
Change myself. Change the world.成功体験ほど最悪のものはない。
成功のために考えられた理論も技術も市場もすでに過去のものだからだ。
成功の一分一秒後に、市場は変化している。技術も変化している。
留まっているのは成功したものだけだ。すぐにでも成功を捨てよう。留まるな。
テクノロジーの進歩のスピードはかつての比ではない。
インターネットの世界で、10年存続する企業がどれだけあるだろうか?
10年前の覇者は現在の敗者になりえる。
ここでは、かつての永続的企業の理論が通用しない。
どんな技術を持ってしたら永続的企業ができるのだろう?
もし、永続的企業を論じることができれば、それは、変われるものだけだ。伝記を読むな。成功体験を聞くな。ロールモデルを探すな。
市場に迎合するな。市場を作り出せ。
チャレンジしなければ失敗はない。失敗しなければ学ぶこともない。失敗は進歩の比喩である。
戦略に失敗はない。実行してみなければ失敗はない。徹底的にやりぬこう。
失敗?
科学の世界に失敗と呼ばれるものはない。
仮説を立て実験をして仮説と違った結果が得られたとすれば、それらはすべて「データ」と呼ばれる。
データを集め、分析し、初めて最適解が見つかる。失敗の仕方がわからなければ、簡単な方法がある。誰もしなかったことをすることだ。
自分を信じる。そこから始めてみたらどうだろう。
変化を信じる人たちと仕事をしよう。
Change myself. Change the world.
以下に同社の主な沿革を記載する。
電通グループの一員である株式会社電通国際情報サービスの、米国マルチメディア&インタラクティブメディア部門として活動開始
電通国際情報サービスの100%米国子会社として、Netyear Group, Inc. の名称で分社化
MBOにより電通から独立
米国のNetyear Group, Inc. の子会社として、日本国内でネットイヤー・ナレッジキャピタル・パートナーズ株式会社を設立
ネットイヤーグループ株式会社に社名を変更
本社を東京都渋谷区桜丘町に移転
マクロメディア株式会社と戦略的提携を結び、※リッチインターネットアプリケーション市場に参入
第三者割当増資により、ソラン株式会社の連結子会社に
株式会社ランドスケイプと合弁で、※CRMコンサルティング会社のエル・エス・コンサルティング株式会社を設立
ソラン株式会社と共同で、トリビティー株式会社(現ネットイヤーゼロ株式会社)を設立
ウェブサイトの制作・運用専門のネットイヤークラフト株式会社を子会社として設立
株式会社電通イーマーケティングワンと、アビームコンサルティング株式会社との合弁会社として、マーケティングコンサルティングサービスに特化した株式会社電通ネットイヤーアビームを設立
モバイルサイトのマーケティングやサイト構築事業に特化したネットイヤームーヴ株式会社を子会社として設立
東京証券取引所マザーズに上場
株式会社トライバルメディアハウスの株式を取得し、子会社化
株式会社モバプロネットの株式を取得し、子会社化
ネットイヤームーヴとモバプロネットの子会社間合併によって、ネットイヤーモビー株式会社に社名を変更
株式会社セールスフォース・ドットコムと資本・業務提携
ネットイヤークラフト株式会社とネットイヤーモビー株式会社が連結子会社間合併
※リッチインターネットアプリケーション:略称RIA。ダイナミックHTML(Webページに動的かつインタラクティブな表現を可能にするHTMLの拡張仕様)やAdobe Flash、Javaアプレット、Ajaxなど、クライアント機能を活かしたウェブアプリケーションのこと。
※CRM:Customer Relationship Managementの略。個々の顧客接点での情報を把握、統合管理して、顧客ごとに長期的な関係性を築き上げることで満足度を高め、サービスや製品の継続的な利用を促して収益の増大や企業価値の向上を図る経営手法。またデータベースなどを活用し、各顧客の詳細な情報を記録・統合管理するCRMのためのシステムそのものを指すこともある。
ネットイヤーグループには、経営者以下すべての社員が信条としている6つの「コアバリュー」がある。
Always create new values
~どんな時でも必ず新しい価値を創造しよう~
Act with professionalism
~プロとしての誇りをもって行動しよう~
Challenge the rules
~既成概念に捕らわれずに挑戦しよう~
Share our knowledge
~お互いの知識を共有し合おう~
Respect one another
~お互いの強みを尊重し合おう~
Strive for excellence
~最高を得るために妥協をするな~
コアバリューは決して単なるスローガンやお題目ではない。
これはビジネスにおいて悩みや迷いが生じた時に立ち返り、正しい方向を示すための羅針盤の役割を果たしている、と言う。
さらに、年に2度の人事評価でも、コアバリューは評価軸の一つとして盛り込まれている。
ネットイヤーグループがいかにこのコアバリューを重視しているかが伺える。
ネットイヤーグループでキャリアを積みたい者は、まず6つのコアバリューへの共感が必要不可欠である、と言えるだろう。
また性格や姿勢については、柔軟性や新しさを求めるチャレンジ精神、仕事を楽しみ、仕事の成果を仲間と共感できること、などが挙げられている。
クライアントに大手企業が多い、というのがネットイヤーグループの特長の一つである。
以下はそのようなクライアントとのやりとりに魅力を感じている社員の声。
日本を代表するクライアントと高いレベルでビジネスの話が出来る点だと思います。
http://www.netyear.net/career/guideline/netyear_group/director.htmlより引用
深く追求して設計した内容を、直接クライアントとコミュニケーションして詰めていけるので、社内外から学ぶ事が非常に多いですね。
http://www.netyear.net/career/guideline/netyear_group/information_architect.htmlより引用
ネットイヤーグループの社風としては、自由、柔軟、チャレンジングなどを挙げる声が多い。
非常に自由度が高く、柔軟な環境だと感じました。手がけたいプロジェクトの案を出すと、すぐに採用してくれますし、経験を積めばどんどん仕事を任せてもらえます。
http://www.netyear.net/career/guideline/netyear_group/director.htmlより引用
新しいアイディアを試すなど、自分たちで考え出し実践していくことのできる自由度が高いので、仕事をすること自体にもクリエイティビティを感じることができます。
http://www.netyear.net/career/guideline/netyear_group/information_architect.htmlより引用
また、以下は同僚やチームメンバーの個性の豊かさと、それらが合わさったパワーの凄さを評価する声である。
個性的でアグレッシブなメンバーが多く、そういった人達が、常に前向きに知恵と力を合わせて、新しい価値を生み出そうとしているパワーがすごい
http://www.netyear.net/career/guideline/netyear_group/information_architect.htmlより引用
ネットイヤーグループの事業の一つにウェブサイトの構築がある。
以下は、単に見た目のいいキレイなサイトではなく、クライアントのビジネス戦略に寄与するウェブサイト構築のために、クライアントを理解する学びが自己学習、自己成長に繋がる、と言う社員の声である。
ウェブサイトは、その企業のビジネスを反映してる面が非常に強く、クライアントのビジネスが理解できないと真のパートナーとはなり得ません。表面上のクリエイティブや施策だけではなくもっと本質的な部分で鍛えられる環境だと感じてます。
http://www.netyear.net/career/guideline/netyear_group/director.htmlより引用