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注目企業情報

フェイスブック

Facebook

概要 SUMMARY

Facebookを生んだマーク・ザッカーバーグ

Facebook(略称:FB)は、世界最大規模のユーザー数を誇るSN(Sソーシャル・ネットワーキング・サービス)「Facebook」を運営する企業である。
2004年、ハーバード大学のマーク・ザッカーバーグ、エドゥアルド・サベリン、アンドリュー・マッコーラム、ダスティン・モスコヴィッツ、クリス・ヒューズの4人によって創業された。
現CEOであるマーク・ザッカーバーグはこのときまだ19歳。25歳だった2010年には、経済誌『フォーブス』の「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位に最年少で選ばれてもいる。
この年には彼を主人公にFacebook創設の経緯を描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』も公開され(日本公開は翌2011年)、話題を読んだ。

学生交流ツールから世界規模のメディアへ

「Facebook」の開始当初は学生向けの交流サービスで、会員はハーバード大学の学生に限定されていた。
それが徐々に他の大学の学生も参加できるようになり、2006年初頭に全米の高校生に開放、そして同年9月には13歳以上で有効なメールアドレスを持っていれば誰でも利用可能となり、一般に開放された。
MySpaceなど先行するSNSはあったが、サービス品質が高く、サイトの雰囲気も都会的でエリートっぽく、また機能的にもオープンなAPI(Application Programming Interface)を備えた「Facebook」は、創業3年後の2007年にはユーザー数が1億を超え、次の1年で2億を超えるという急成長を遂げた。
その後も全世界でユーザー数は増え続け、現時点で使用言語は70ヶ国語以上に上り、2012年にはユーザー数が10億人を超えたと発表。
同年NASDAQ市場にも株式を上場した。

もはや世界的な広がりを見せている「Facebook」は政治的・社会的にも大きな影響を与えている。
2012年のアメリカ大統領選挙はかつてない「SNS選挙戦」として「Facebook」や「Twitter」の活用が両陣営で行われたが、「Facebook」の社会的影響がもっとも顕著に表れた例が、2010年からアラブ世界において発生した、大規模な民主化要求・反政府運動のいわゆる「アラブの春」であった。
チュニジアやエジプトなどでは活動家の多くが情報交換に「Facebook」を活用し、ムバラク大統領を辞任に追い込んだエジプトの政権交代劇は「フェイスブック革命」とすら呼ばれるほどに、市民生活のあり方を変えるメディア、ツールとして世界中の耳目を集めた。

Facebookの機能

「Facebook」は自分の更新情報を掲載する「News Feed」「Mini-Feed」機能や、画像や動画、ニュースなどの外部コンテンツを友達と共有する機能などを実装して、ユーザー同士の交流を促すサービスを拡張する一方、「Facebook」用アプリケーションを開発できるようにする「Facebook Plaftorm」や、「Facebook」のアカウント情報で外部サイトにログインすることで、「Facebook」のプロフィール情報を外部サイトで利用・共有できる「Facebook Connect」など、外部との連携、オープン化の方向を推し進め、一般ユーザーの増加のみならず多くのネット関連サービスへも浸透していった。

また「Facebook」でアカウントが開設できるのは個人のみで、企業名や商品名、サービス名などでページを持つことはできなかった。
そこで、個人以外でもページが作成できる「Facebookページ(旧称:ファンページ)」の機能が導入された。
企業や商品、サービスなどのページ作成が可能で、ログインせずに誰でも閲覧でき、検索結果にも表示されるため、普通のWebサイト代わりに利用ができる。
しかも第三者からのコメント投稿や、それに対する返信、「いいね!」を押してくれた人への更新通知など、SNSのインタラクティブ性を生かした機能も付加されている。
こうして個人の交流だけでなく、ビジネス利用への道も開拓したことによって、すでに「Facebookページ」の活用は、企業のオンライン広報戦略にも欠かせないものとなっている。

日本におけるフェイスブック

日本は一時期「フェイスブック後進国」と言われていたほど「Facebook」のユーザーが増えなかった国であった。
日本語化されたインターフェースは2008年には公開されていたが、先行する「mixi」「GREE」「Mobage」といったSNSの普及率の高さと、日本ではあまり馴染みのなかった実名主義が、利用者増を阻んでいたと言われている。
だが2010年にはアメリカ以外で初の海外法人が日本に設立されたことや、先述した映画の公開などもあり、2011年にはユーザー数が1,000万人を突破。「フェイスブック元年」と呼ばれ、翌2012年には日本製SNSよりも人気が高くなった、とマスコミでも報道されるようになった。
「Facebook」の特徴である「いいね!」は日本でも流行語のように広く使われるようになり、すでに「後進国」と呼ばれたことが嘘のように広く普及している。

【グローバル】

社名 Facebook, Inc.
代表 マーク・ザッカーバーグ
設立 2004年
所在地 カリフォルニア州メンローパーク

【日本法人】

社名 Face book Japan株式会社
代表 岩下 充志
設立 2010年
所在地 東京都港区六本木1-9-10アークヒルズ仙石山森タワー

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理念 CORPORATE PHILOSOPHY

Founded in 2004, Facebook’s mission is to give people the power to share and make the world more open and connected.
People use Facebook to stay connected with friends and family, to discover what’s going on in the world, and to share and express what matters to them.

http://investor.fb.com/faq.cfmより引用

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沿革 HISTORY

以下に同社の主な沿革を記載する。

  • 2004年

    マーク・ザッカーバーグ、エドゥアルド・サベリン、アンドリュー・マッコーラム、ダスティン・モスコヴィッツ、クリス・ヒューズの4名により創業

  • 2005年

    アメリカのベンチャーキャピタル Accel Partners が1,270万ドルをFacebookに投資

  • 2006年

    学生限定だったサービスをから一般にも開放

  • 2007年

    Facebook内で使用できるアプリケリケーション開発のためのAPI(Application Programming Interface)、「Facebook Platform」の開始を発表
    マイクロソフトがFacebookに2億4,000万ドルを出資

  • 2008年

    日本語版公開

  • 2010年

    2010年 フェイスブックジャパン開設

  • 2011年

    ユーザーが8億人を突破し、世界最大のSNSに

  • 2012年

    NASDAQ市場に株式上場
    ユーザー数が全世界で10億人を突破

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サービス SERVICE

ファンクション

  • SNS事業

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求める人材 REQUEST

職種によって求められるスキルなどは異なるが、概してFacebookが社員に求めるものは、まずは英語力である。
そもそもFacebookの人材募集ページ自体英語で用意されており、必要な能力として「spoken and written」と、会話もライティングも共に必要であることがハッキリ明記されている。
またキャリアについては相応の経験年数が求められ、高学歴を要求されている職種もある。
さらにIT業界自体についていくスピードと、仕事そのもののスピード、向上心・モチベーションの維持、そして当然ながらFacebookに対する情熱、といった事項が挙げられている。